2015年05月06日

大学院は修了です。

大変長かったですが、今年の3月に無事大学院は修了しました。
「学位記」なるものを頂戴しまして、意外と感慨深いものがあります。
ちなみに論文は租税教育資料館賞に提出いたしました。
結果は秋ごろにわかるらしいです。さて。

これで大学院についてブログに書くことはもうないのですが、
閉じる理由もないので、しばらく続けてみようかと思います。
勉強はずっとしているので、過去の自分の勉強を振り返ることもあるし、
記録として続けるのも良いかもしれないです。

勉強でいうと、良く、
『そんなに仕事とかして、いつ勉強してんだよ・・』
とのご質問を頂きます。
自分の仕事のほかに、税理士会のお仕事もそこそこありますし、
飲み会は積極的に行ってしまうタイプですし、
家族サービスも怠ってるつもりはないですしね。
ちなみに連休は、海二回、映画一回です。

勉強は普通に空き時間で・・・のつもりだったのですが、
まじまじ考えたら意外と法則性があったので、
整理して書いてみたいと思います。

基本は、
朝:考えて
昼:読んで
夜:まとめる
 です。

朝が一番勉強に適しているのはよく言われることかと思います。
私に税法を教えてくださる大先輩は、超早寝早起き(20:00に寝て、03:00起床とかでしょうか)
で朝方勉強をしているらしいです。
そこまでは真似できないのですが、朝少し早起きするのはできます。
でも朝は忙しいですし、じっくり机に向かってると二度寝したくなりますので、
朝一で一旦事務所に行って(自宅の一階が事務所ですので)、考えようとしている資料を
プリントしたりして、ざっと読みます。
その後お風呂に入った入りするので、その間ずっとその資料について考えます。
そして早めに事務所にいって、考えたことを確認したり、メモったりします。
これで一時間くらいでしょうか。朝は確かに考える時間に適しています。

仕事の半分以上は外回りです。
移動は、車でないとどうしても行けない場所以外、極力電車を使います。
待っている間、乗ってる間、本や資料が読めるからです。
そして、こと本を読むことに関しては、私は人ごみのほうが集中できます。
ポケットやカバンには、絶えずラインマーカーと付箋が入っているので、
ひたすら読んで、ひたすらマークしておきます。
これで、1〜2時間。

夜は、飲みに行ったりしなければ、机にむかう時間があります。
自宅兼事務所なので、終業後に家族とご飯を食べて、子供をお風呂に入れたあとで、
勉強しに戻ったりするのですが、21:00くらいには勉強始められます。
2〜3時間やれますね。
朝考えたこと、昼読んだことをまとめたり、
朝考えること、昼読むための資料を整えたりします。
机に向かわないとできない作業なので、これは夜です。
しこたま考える作業ばかりでないので、疲れていても、結構機械的にできます。
終わった後、晩酌しながらTV見る余裕もあります。
飲み会で出来ない分は、土日とかに回します。

たいした工夫はしていませんが、一日平均3時間くらいはこれで勉強できます。
通勤がないのが強みですが、通勤があるなら車内勉強時間が増えるわけですし。
前にも書いたかもしれませんが、「忙しくて勉強ができない」という言い訳をする人は、
間違いなく、時間があっても勉強しないですね。
忙しさに応じて、勉強時間が少なくなってしまうことはやむを得ませんが、
少しずつ進めることは絶対に出来るはずです。

ということを自身の戒めにして、どんなに忙しくても勉強頑張りたいです。


posted by 下町の税理士若林 at 17:24| Comment(0) | 日記

2015年02月01日

論文おわりです。

さて、やっと論文が終わりました。
気が遠くなるほどきつい作業でしたが、なんとか完成です。
のこり一か月とかになってからの追い込みがきつかった・・・・。
こんなになるならもっと早くやっておけばと思うのですが、
というか、昨年の先輩たちを見ていて、あーはなるまいと思っていたのですけど・・・。

が、やっぱり僕も同じペース。

だんだん近づく締切りを前にしてるのに、まだ書きたいことが出てきたり、
いままで書いたところで致命的なミスとか見つけたり・・。
推敲すればするほど、不安になったりとか・・・。  ふーっ、おわってよかった。


気が付けば、大学院目指してから、もうじき3年です。
でも、あっという間でした。
すごく充実した3年間でした。       ブログは続けますけどね。
posted by 下町の税理士若林 at 22:19| Comment(0) | 日記

2014年10月10日

ここからラストスパートの時期です。


全然ブログ書かないね・・

というお叱りのポイントが10ポイントを超えてきたので、
論文書きの休憩に、ちょっと書こうかなーと。

うちの大学院は夏休み明けに中間発表なるものがありました。
中間という割に、大学院生活はもう終盤ですけど。
自分の中では書くことがほぼ決まっていて、実際にあれこれ書き溜めていました。
あとは残る期間で、これを総合していって、もろもろ調整する作業をして・・
なんてくらいに考えてました。
はい。正直軽く考えてました。

でも、

「いやー、中間発表してホントに良かった」と思います。

15分くらいで発表しなきゃなので、かなりダイジェストの内容になるので仕方ないのですが、
「あ、ここをきちんと説明しないと伝わらないんだな・・・」というような、
今後直さなければいけないことが随所でタップリ判明しました。

独りよがり? 一人相撲? 

この「伝わらない」というのは、私の発表テーマ周辺の税法にあんまり興味がなくて
それほど既知のない方には、内容がキチンと伝わらない。 ということと、
逆にかなり詳しい方には、大事なことをうっかり端折ってしまうと、「浅いな・・・」
と、判断されかねないという両面的な意味があります。

わかりやすく簡潔に… でも揺るぎない根拠を示して… 
ちゃんと既存の意見も確認して、反証もして…
視野は広くとも、意見はぶれず…

納得のいく論文書くのって、すごく大変ですね。
提出までのこり3カ月程度かな。
頑張りたいと思います。

posted by 下町の税理士若林 at 22:50| Comment(0) | 日記

2014年05月30日

はい。やり直し。

前回のブログで、完全に「業務用」となってしまっている税法の見方を変えるために
大学院へ行くようにした。みたいなこと書いてたんですが・・。


先日指導してくださっている教授とお話ししていて、

「うーん。やっぱりまだ目線が実務家だねぇ」

と、ばっさり修正を余儀なくされました。


変わったつもりで、まだまだなんだなーと反省しきりです。
もっと法律の根拠から考え直してみたいと思います。

論文を書くために必要なコンテンツはそこそこ集めてあるのですが、
全体の構成を再構築ですね。
おかげで今月も寝不足・・ZZZZ

今月まで勉強時間少なめでしたが、夏場の税理士事務所はちょっと余裕が出ます。
勉強時間増やして、頑張りたいと思います。
posted by 下町の税理士若林 at 11:48| Comment(0) | 日記

2014年05月08日

勉強の成果?

大学院に行き始めたそもそものきっかけは、
完全に『業務用』
と化してしまった税法等への自分の考え方を変えるためでした。


最初の頃は論文の準備をしていても、参考の書籍を読んでいても、なかなか変わった気が
しませんでしたし、実際、20年近く積み重ねている思考回路や視点がそう簡単に変わるわけもなく・・。

でも最近だいぶ変わったかな? と思えることが良くあります。
問題のある場合に、きちんと税法から考えを組み立てて考えられているな-と自惚れてきています。


慣習でこうだから・・、周りの反応がこうだから・・、

こういう記事があったから・・、昔からこのやり方だし・・


もちろん、こうした意見や考え方が正しい場合がほとんどです。
でも、自分で導き出した結論が結果として大多数の意見と同じだった・・というのと、
最初からフィルター抜きで飲み込んでしまうのはやはり別物です。


当たり前のことかもしれませんね。

でも、目の前にきれいにパッケージされた解答があるのに、
いったん自分にストップをかけて俯瞰しなおすのって、結構大変だと思うんですよね。
僕だけですかね(^^)


「徒手空拳」という言葉があります。

サムライ業にはグッとくる言葉かなーと。
好きな言葉の一つです。


posted by 下町の税理士若林 at 16:52| Comment(0) | 日記