2012年05月31日

原理原則大事です・・

普段いろんな勉強会に出たりします。
勉強の内容はどちらかといえば実務向き、即戦力なお話です。

もちろん非常に大事です。
明日の打ち合わせ、明後日の申告、来週の調査で即利用の情報です。
欠かすわけにはいきません。
たいていは大先輩方が提供してくれるナマ情報なので、ガッツリ食らいつきます。


でも、まだたいして大学での勉強を進めていないのにこんな話は早すぎますが、そして当たり前の
ことなのですが、

原理原則の無敵っぷりにも最近感動しています。

何か特殊な案件にあたった場合に、「で結局は具体的にどうなのか?」をすぐには調べずに、
税法の本質的な考え方や方向性から結論を予想すると、ほぼ予想通りの結論が待っていたりします。
税法も根本の理念から一応逸脱していかないということですね。

例外な扱いはいっぱいありますけど。いろんな都合あるし。



よく、なぜ今になって大学院? と聞かれます。

原理原則が大事だから、そしてそれを探求するのに最高の場所だから。
と、最近は答えています。



posted by 下町の税理士若林 at 00:01| Comment(0) | 日記

2012年05月27日

心苦しい・・・。

大学院にて税理士等を目指す皆さんのところへ、ちょっと飛び入りの形で参加しています。
思いっきり、お邪魔です。

貴重な授業時間の一部を飛び入りの僕に割いてもらっているわけで、
毎週心の底から申し訳ない感じです。

心苦しいから端っこでヒソーッと勉強してようかな・・とか、
ここは厚顔に実務目線の話をドンドン話す方が実は皆さんのプラスだったりするのかな・・とか、
ちょっとモンモンと右往左往したりします。


皆さんの時間を奪う代償に、僕にできることならお手伝いしますし、
実務家でないと入手できない資料とか、税理士会に眠るデータをもらってくるとか、
協力できるならホントになんでも。
と思っているところですが、実務と論文書くための研究とは微妙にゾーンが違う気がするので、
なかなか・・・・。

あとは、飲み代とかメシ代くらい何時でも出す!!
くらいでしょうか、お役にたてそうなの。


着想がおっさんだ。




posted by 下町の税理士若林 at 20:52| Comment(0) | 日記

2012年05月24日

学校の発表むずかしい・・。

大学の授業にて発表することがあります。

自身のレポートや論文についての発表はまぁ良いとして、
通常の授業内容について、分担をきめて順番に発表する時が難しいです。

あくまで大学で、一生徒として、自然に・・・と思うのですが、

何だかセミナーみたいにやってしまいます。

体に沁みついているというか・・さじ加減がわからないというか・・
うーん、うまく説明できませんが・・・。

話し方の問題だけでなくて、実務的に興味のうすーい箇所を端折ってしまったりします。
逆に学問として平易な問題でも、実務の事例が多いとこに食いついてしまったりもします。

20年の実務生活はある意味すごいですね・・。
脳みその偏りをヒシヒシと感じる出来事です。
posted by 下町の税理士若林 at 20:15| Comment(0) | 日記

2012年05月16日

絶版本買う方法ないですかね?

金子宏先生の1995年の本を探していました。
絶版です。
どこの本屋サイトにも在庫はなく、うちの大学も他の学部の図書館にはありましたが・・。

結局日本税務研究センターの資料室から借りました。賛助会員なので。
郵送で借りられるので、すごく便利。

SCANしますが、コピーは読んでもなんかしっくり来ないんですよね。

資料はやはり本の形が一番です。

どうしてもかさばる物はタブレット端末に収納しますが、書き込み、線引き、付箋つけ。
と、勉強するには不向きです。
モバイル大好きですが、ここは古式ゆかしく本が良いです。

税法の専門書の古書屋って、ないですかね?

posted by 下町の税理士若林 at 10:53| Comment(0) | 日記

2012年05月12日

考えすぎでしょうか?

五月はうちの業界の最繁忙期です。
会計事務所勤務のゼミの数名がお休みでした。無理もありません。

私はスケジュール自由にできますので行けますが、睡眠不足がすごいです。


ゼミでH15年最高裁の「交換・売買事件」の話が出ました。
非常に有名な裁判ですが、この事件を書籍雑誌で調べるときは注意が必要です。

詳細は端折りますが、この事件は一年くらい前後して、ほぼ同様の内容の裁判が二つあります。
当然先の裁判だけが裁判例として有名になるのですが、後の裁判も負けじと露出が高いです。
地裁の裁判官が、行政訴訟で原告の勝率が高いことで有名だった某裁判長だからです。

そのせいで、純粋に事件の内容だけが語られるのではなく、この裁判官への賛否両論
が混じる可能性があります。
知ってる人には関係ないですが、知らずに二つの事件の論評みていると紛らわしいですね。

こういう事件外情報は、きっとどんな裁判でもあると思うのです。
判例の中身だけを見ていると、本質を見誤るかもしれません。
木を見て森を見ず状態にしないためにも、資料は多角的に見ようと思います。


posted by 下町の税理士若林 at 21:37| Comment(0) | 日記