2012年09月09日

師匠のありがたみ

久々の更新になってしまいました。

先日私を税理士にしてくれた師匠が他界し、ちょっと事後処理に追われていたということもあります。
今回は師匠の話です。

もともと税理士を目指してはいましたが、とくに就職のあてもなく、資格の勉強が進んだらドコかで
就職先を探しはじめようくらいに考えていました。
そんなときにバイト先の喫茶店に師匠が常連客としてやってきていて、私の希望を知り、雇ってくれたのです。
何の経験もない20歳そこそこの若造を。

1から色んなことを教わりました。
税理士試験に合格し自分の事務所を構えた後も、師匠を頼る気持ちはあったと思います。
実際に具体的な相談があるわけではないのですが、ペーペーの頃からの私を知る人の存在は、
文句なしに安心できるものでした。

これをきっと「甘え」と呼ぶのでしょう。

でも、決して恥ずかしいものでもないですね。
依存さえしなければ、甘えさせてくれる方がたくさんいるのは幸せなことです。

いまも教えを乞える先輩方がたくさんいます。
非常に良い環境で仕事も勉強もさせてもらっているなーと、しみじみ思うところです。

恩返しは次の世代へ。


一人の先輩がおっしゃっていたことです。

さて、大学院ももうすぐ後半戦です。
科目履修生の私は再度入試に挑戦する時期でもあります。
積み重ねる研鑽を次世代へと提供できるよう、しかと勉強したいものです。
posted by 下町の税理士若林 at 22:16| Comment(0) | 日記