2014年02月06日
元スタッフの税理士試験
昨年までうちの事務所にいてくれて退職した女性スタッフがいます。
とても頑張り屋さんで優秀な方だったので、うちとしては大痛手でしたが・・。(^^;
ご主人のお仕事の関係で郷里に戻られたので、これはやむを得ないですね。
その女性が、また税理士試験を目指すそう。
この業界の仕事がいやになっていないということでもあるので、
とてもうれしく思っています。
元々、僕はこの仕事は女性の方が向いているのでは? と思うことがあります。
別に性別で極端に性格や能力が変わるもんでもないですし、
女性に向いているという根拠も別にないんですけどね。 なんとなく。
ただ、税理士試験はボリュームもさることながら、5科目受験をしなくてはなので、
ものすごい長丁場。何年もかかるのふつうですから。
原則、女性の方は大変です。
結婚や出産や子育てで、かなり環境がかわることも多いですからね。
雇用機会の均等をはかり、男性の家事育児参加がふえて、いかにジェンダーフリーが叫ばれても・・
やはり負担が多いのは女性でしょう。
世の中で変えていくべきことでしょうが、そう簡単に行かないのが現実だろうかと。
でも、税理士試験が長期間にわたり一つずつ受験できることを、逆に利点ととらえてほしいです。
途中、生活環境の変化があって勉強が停滞せざるを得ないことがあったとしても、
生活が落ち着いたら勉強再開。
子育てが一段落したら勉強再開。
気持ちを切らさなければ、いつでも始められます。
正直、毎日専門学校にこもって勉強できる方より、
時間的には仕事の合間や家事の合間にしか勉強出来ない方は不利です。それは当然。
ですが、時間の隙間だからこそ有効な勉強方法もあるはずです。
苦心して工夫して勉強時間を生み出す努力は、いずれ勉強に向う意欲と自信にかわっていきます。
ぜひとも頑張ってほしいです。
posted by 下町の税理士若林 at 21:55| Comment(0)
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