2012年05月16日

絶版本買う方法ないですかね?

金子宏先生の1995年の本を探していました。
絶版です。
どこの本屋サイトにも在庫はなく、うちの大学も他の学部の図書館にはありましたが・・。

結局日本税務研究センターの資料室から借りました。賛助会員なので。
郵送で借りられるので、すごく便利。

SCANしますが、コピーは読んでもなんかしっくり来ないんですよね。

資料はやはり本の形が一番です。

どうしてもかさばる物はタブレット端末に収納しますが、書き込み、線引き、付箋つけ。
と、勉強するには不向きです。
モバイル大好きですが、ここは古式ゆかしく本が良いです。

税法の専門書の古書屋って、ないですかね?

posted by 下町の税理士若林 at 10:53| Comment(0) | 日記

2012年05月12日

考えすぎでしょうか?

五月はうちの業界の最繁忙期です。
会計事務所勤務のゼミの数名がお休みでした。無理もありません。

私はスケジュール自由にできますので行けますが、睡眠不足がすごいです。


ゼミでH15年最高裁の「交換・売買事件」の話が出ました。
非常に有名な裁判ですが、この事件を書籍雑誌で調べるときは注意が必要です。

詳細は端折りますが、この事件は一年くらい前後して、ほぼ同様の内容の裁判が二つあります。
当然先の裁判だけが裁判例として有名になるのですが、後の裁判も負けじと露出が高いです。
地裁の裁判官が、行政訴訟で原告の勝率が高いことで有名だった某裁判長だからです。

そのせいで、純粋に事件の内容だけが語られるのではなく、この裁判官への賛否両論
が混じる可能性があります。
知ってる人には関係ないですが、知らずに二つの事件の論評みていると紛らわしいですね。

こういう事件外情報は、きっとどんな裁判でもあると思うのです。
判例の中身だけを見ていると、本質を見誤るかもしれません。
木を見て森を見ず状態にしないためにも、資料は多角的に見ようと思います。


posted by 下町の税理士若林 at 21:37| Comment(0) | 日記

2012年05月06日

ノスタルジーでしょうか?

研修のレジュメをまとめたり、長めの文章を考える際に「カード」を多用します。

情報収集して参考とする内容、思いついたコンテンツをひたすらカードに書き込みます。
カードがある程度出そろったところで、机に広げて並び替えてみます。
文章の流れを何度でも構築できるし、足りない情報や不必要な重複を避けられたりもするので、
非常に長文を作りやすいです。

まー出来栄えはともかくとして。
 作業はスムーズです。

いつもはメモ帳をビリビリやぶきながら書いていましたが、「京大式カード」なるものを
文房具屋で見つけました。
専用のケースらしきものも売っていましたし、商標名になるくらいなのできっと有名なのでしょう。

正式な使い方は知りませんが、情報整理に使うのでしょうし便利そうです。
使ってみましょう。

PC上で同じ作業をやる際は、やはり「Evernote」でしょうか。「OneNote」も良いですね。


しかし・・・本来なんでも電子文書化してしまうタイプなのですが、頭の中身の整理は「カード」
が良いですね。きたない字でのカードですが、文字情報以外の何かが記録されている気がします。

ただのノスタルジーでしょうか?

posted by 下町の税理士若林 at 13:39| Comment(0) | 日記

2012年05月02日

法規集って字小さ過ぎません?

税法の研究ですので、租税法規の条文はもちろんのこと、
民法などもしょっちゅう見ます。

現在仕事の必要でみるよりも、昔資格試験の勉強をしているときよりも、
はるかに条文を読むようになりました。
今までが見なさすぎなだけかもしれませんが。

確認した条文は、きっちりとラインマーカーでなぞります。
教室のスミ、電車の座席で必死にマーキングする姿は勉強熱心に映るかもしれません。

見やすくしてるだけなんだけど。

六法とか法規集は字が小さすぎです・・・。

字がでかくて、本のサイズがでかくなるのはもっと嫌ですけど。

posted by 下町の税理士若林 at 18:11| Comment(0) | 日記

2012年04月28日

どこから手を付けようかな?

ゼミにお邪魔しています。
当然ですが、論文を書いてゆくためにご指導いただきます。

他の皆さんの論文の課題さがし、アプローチの方法をうかがうのが非常に参考になります。
自分にない視点や疑問の持ち方を聞いてるととても勉強になります。

僕は「租税法における時価」とりわけ所得税法を主題に持っていくつもりです。

もちろん所得税における時価の取扱いだけでは理論は構成できませんし、
相続税法、法人税法との関連・比較が必要なのですが、軸足をどっぷり所得税におこうかと。

法令も実例も判例もたっぷりと研究できそうです。楽しみです。


結局のところ評価通達に依存度が高い評価のあたりから問題を浮き彫りにするか・・・
「法人」と「自然人」の存在の差異から所得税法固有の価額概念を抽出していくか・・・
法制の不備を訴える方向にまとめるか・・・公平で効率的な時価評価方法を模索するか・・・

とらえ難いテーマを選ぶと、アプローチも無限に広がりそうです。

でも、どっから手を付けよう。

ま、これを勉強するために大学院行くんですけどね。





posted by 下町の税理士若林 at 21:56| Comment(0) | 日記